スマホの「通信料金」と「端末代」の違い
スマホの請求には、回線を使うための「通信料金」と、 端末そのものの代金である「端末代」が一緒に載っていることがあります。 この2つを分けて見られるようになると、 料金の見直しで何ができて何ができないのかが、はっきりします。
なぜ分けて考える必要があるのか
「プランを安くしたのに、請求があまり下がらなかった」という声をよく聞きます。 その原因としてよくあるのが、請求の中に端末の分割代金が含まれているケースです。 料金プランを変えて下がるのは通信料金の部分だけで、 端末代の分割は、支払いが終わるまで別に続きます。
逆に言えば、請求が高い原因が端末代にあるなら、 料金プランを細かく比較しても、期待したほど下がらないかもしれません。 まずはどちらが大きいのかを知ることが、見直しの出発点になります。

それぞれ、何の料金なのか
- 通信料金
- データ通信や基本プランにかかる料金です。 料金プランを変えたときに変わるのは、主にこの部分です。
- 端末代
- スマホ本体の代金です。分割払いで購入している場合、 毎月の請求に分割代金が含まれます。 料金プランを変えても、分割の残りは支払いが続きます。
- 通話料・通話オプション
- 通話した分だけかかる通話料や、一定時間まで・または時間を問わず通話できる かけ放題のオプション料金です。
- 補償サービス・その他のオプション
- 端末の故障や紛失に備える補償、動画や音楽などの付帯サービスです。 加入したことを忘れたまま、支払いだけが続いていることがあります。
- 割引
- 家族での契約、固定回線とのセット、特定の支払い方法などを条件とした割引です。 通信料金にかかる割引と、端末代にかかる割引があり、 どちらにかかっているかで意味が変わります。
明細での見分け方
契約者向けのページや請求書の明細では、項目ごとに金額が並んでいます。 項目名は事業者によって異なりますが、「分割」「賦払」「端末」などの言葉が付いている項目は、 端末代の分割であることが多いです。 分からない項目があれば、項目名をメモしておき、 事業者の公式ページや窓口で確認すると確実です。
あわせて、端末代の分割があと何回残っているか、残りの金額はいくらかも確認しておきます。 分割がもうすぐ終わるなら、それだけで翌月以降の請求が下がる見込みがあります。
端末代の分割が残っているときの考え方
分割払いの残りがある状態で別の事業者に乗り換えても、 残りの端末代がなくなるわけではありません。 多くの場合、乗り換えたあとも元の契約先への支払いが続きます。 乗り換えを考えるときは、新しい通信料金と、 残っている端末代の支払いを合わせて考える必要があります。
また、一定期間使ったあとに端末を返却することを前提に、 毎月の支払いを抑える購入方法を用意している事業者もあります。 こうした方法は、返却の条件や端末の状態によって支払額が変わることがあるため、 利用している場合は条件を確認しておきましょう。
よくある勘違い
- 広告の「月額◯円」に端末代が含まれているのか、含まれていないのかを確認せずに比べてしまう。
- 端末代にかかる割引と、通信料金にかかる割引を、同じものとして計算してしまう。
- 乗り換えれば端末代の残りも一緒になくなると思っていた。
- 分割が終わる時期を知らないまま、プランだけを見直していた。
次にやること
明細を通信料金と端末代に分けたら、通信料金の部分だけを取り出して、 今の使い方に合っているかを確認します。 確認の手順はスマホ代が高い?まず確認したい5つの項目で紹介しています。 家族の分をまとめて見直す場合は、 家族のスマホ代を見直すときの順番もあわせてご覧ください。
この記事の情報について
この記事は、請求の見方を一般的に整理したものです。 明細の項目名、分割払いの扱い、端末の購入方法の条件は、事業者や契約時期によって異なります。 ご自身の契約内容は、各事業者の公式情報でご確認ください。
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